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モリのいる場所

April 12, 2018

「モリのいる場所」という映画が、2018年5月より全国ロードショー公開される。今からとても楽しみだ。1880年明治13年岐阜県に生まれた 画家 熊谷守一(モリカズ)を描いた映画だ。熊谷守一は仙人と呼ばれた絵描きで、多くの画家やクリエイターに未だ大きな影響を与えている。

私もその一人なのだが、なぜ熊谷作品に引かれるのだろうか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大胆でシンプルな構図。単純化された形と厚く塗られた油絵の具の質感。よく見てみると筆の方向で空間の振幅を表現している。描けそうで描けない難しい仕事を難なくやっているのだ。これは、相当な技術の持ち主だということがわかる。そしてかなり長い時間、対象と向き合っているのがわかる言葉がある。

 

「地面に頬ずえつきながら、蟻の歩き方を幾年も見てわかったんですが、蟻は左の二番目の足から歩き出すんです。」96歳/1976年

 

何か時間の概念を超越しているようにも思える。

 

絵を描く行為の中で対象を長い間、見つめるという行為は、不可欠なのだがここまで執拗に対象を観察した晩年期の眼差しには、どこか温かいおおらかな愛情すら感じる。

 

 

個人的には、この作品に特に魅かれている。

 

絵というものは当然動かない。しかし、この作品をしばらく眺めていると白い蝶が動いて見える。いまにも動き出しそうではなく、動いているのだ。

 

私もこのような絵を、いつかは描けるようになりたいと思った。

 

 

 

 

 

 

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